はじめまして。風エス歴22年
50歳になった今も現役でセラピストとして働いているyukinoです。
私がこの業界に入ったのは28歳のとき。
その頃色々ありまして(もし機会があれば書きますね)
お金もない、精神もボロボロ、もうどうにでもなれと勢いで飛び込みました。
しかしいざ入ってみると周りは10代~20代前半の若い子ばかり。
28歳という年齢を気にしてしまい「こんなに歳をとっていて恥ずかしい」とコンプレックスの塊になって
さらに病んでしまいました。
「私はもう若くないから」と自己肯定感が低くなり(今思うと28歳ってめちゃくちゃ若いです!)
申し訳ないという思いからお客様の無理な要望にも我慢して応じていました。
クソ客というやつです。
今なら「え?脱ぐとかダメですよぉ~あはは~!」と笑顔いっぱいでお断りできるんですけどね。
でも当時は明るく笑い飛ばすこともできずオドオドビクビクで接客。
お客様から脱げだの触らせろだの本○させろだのを涙ぐみながら断わっていました。
(オドオドビクビクメソメソ、一番ダメな接客ですね)
そしてとうとう鬱のようになり、精神科でもらった薬を大量に一気飲み。
目が覚めると病院のベッドの上でした。
当時お付き合いしていた彼が倒れている私を発見して救急車を呼んでくれたのです。
でも私は自分で薬を一気飲みした記憶さえありませんでした。
無意識でやってしまったのです。
当時アパレル店員が本業だったのですがこんなふうに鬱になったため退職。
副業だった風エスが本業になりました。
精神が不安定で精神科で処方してもらった薬を飲みながらなんとかやっていました。
鬱から立ち直るまではかなり長い年月がかかってしまいました。
立ち直るのに支えてくれたのは風エスのお仕事で出会ったお客様のひとりMさんでした。
ちなみに風エスで出会ったお客様の何人かとはお付き合いしたことがあります。
精神科で処方された薬を大量に飲んだ時に救急車を呼んでくれた彼(Mさんではないです)も元お客様でした。
Mさんとはしばらくお付き合いをして34歳で結婚しました。
夫(Mさん)の稼ぎだけでは生活するので精一杯。お金が足りないので結婚後も風エス嬢を続けていました。
今度は精神を壊さないよう週に2,3回ほどに減らしました。
どうしても病んだ時は長期でお休みをもらったりして体調優先で働いていました。
体調を整えながら精神も安定させたくて色んな本を読んでいくうちにスピリチュアルに出会いました。
スピリチュアルは精神を病んでいた時にはとても助けになっていました。
パワフルで明るい夫とスピリチュアルの希望いっぱいの本やYouTube動画を見るうちに
精神も安定させることができたのです。
心が安定した後は「スピリチュアルにすがって生きるのも違うな」と考えが変わり
今は適度な距離を置きながらたまに取り入れて楽しむ程度にしています。
まだまだ色々ありすぎて省きますが(後々、機会があれば書いていこうと思います)
47歳の時に婦人系の癌(幸いにも初期でした)見つかり手術、放射線治療、ホルモン療法を受けました。
そしてホルモン治療の薬の副作用で一気に更年期障害がおこりホットフラッシュ、指のこわばり、動悸などなど
「生きるのしんどい!!」状態になりました。
それなのに・・・・・・
夫の浮気と借金数百万が発覚!
色々揉めた末、離婚しました。よくある話ですね(´;ω;`)
病気にもなったし年齢も年齢だし徐々に風エスの仕事を減らし引退しようと考えていたのに
離婚して1人になったので風エスはやめることができませんでした。
そんな怒涛の20~40代を過ごすうちにとうとう50歳になってしまいました。
風エス嬢になったころは「長く続けられる仕事じゃない」と思っていたのに。
でも今は昔と違って40代、50代の風エス嬢が結構いたりするのです。
私のように長年やってる50代もいれば40代で風エス嬢デビューする方もいます。
あまり人に勧めたり胸を張って大きな声で言える仕事ではありませんが
後ろめたいとか卑屈になる仕事でもないと思っています。
ただ精神を病んでしまいやすい職業だなと思います。
私は長年やってようやく心を守りながら働く方法を見つけたという感じです。
無理をせず、自分のできることを精一杯していれば良いお客さまにも巡り合えると思ってます。
私と同じように病んでしまったり苦しい思いをしている女性に
共感してもらったり参考にしてもらいたくてこのブログを始めました。
読んでもらえると嬉しいです どうぞよろしくお願いします。